小包みひとつ送るのも一苦労?中央郵便局で味わうモスクワの日常
モスクワ滞在中、カニコーヴァマーケットで
買ったマトリョーシカを
日本へ小包みを送ろうと思い
私はタクシーを使い中央郵便局へ向いました。
お土産や旅の途中で増えてしまった荷物をまとめて送る
旅人なら誰しも一度は経験すると思います。
しかしこの「小包みを出す」という何気ない行為が
思いのほか時間と忍耐を要するものになるとは
このときは想像していなかった。
中央郵便局に入ると列ができていて進みはゆっくりで
待合スペースにはため息混じりに座る人々の姿がありました。
ようやく順番が回ってきても中身の申告書を書き
重さを測り、送り先の住所、さらに料金の計算。
職員の表情は淡々としていて、こちらの焦りとは対照的だ。
言葉の壁もあり、何度か聞き返されたりと大変でした。
結局、郵便局を出たときには、想定していた時間を大きく超え2時間もかかりました。
「これがモスクワの日常の一部か」と思いながら一旦ホテルにもどり
次の目的地へ向かいました。
静寂と歴史が息づくノボデヴィチ修道院
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私は地下鉄に乗ってノボデヴィチ修道院へ向かいました。
モスクワ中心部から少し離れた場所にあるこの修道院は
元々はクレムリンの出城で16世紀末
モスクワに攻め込んだタタール軍を砲撃したことがある場所で
今では観光客だけでなく地元の人々にも大切にされている場所です。
門をくぐった瞬間、人の声や車の音が嘘のように消え
静けさが支配する空間が広がっていました。
白い壁に囲まれた敷地内には
赤と白を基調とした美しい教会建築が並び
その姿は凛としていて
どこか優しさを感じました。



修道院の中心に立つスモレンスキー寺院は
金色のドームが空に映え控えめながらも威厳を放っている。
中に入ると薄暗い空間にキャンドルの灯りが揺れ
壁一面にはイコンが描かれていた。
祈りを捧げる人々の後ろ姿を見ながら
私は自然と声を潜め静かにその場に身を委ねました。
敷地の奥にはノボデヴィチ墓地が広がっている。
ここには、作家チェーホフ、作曲家ショスタコーヴィチなど
ロシアの歴史に名を残した人物たちが眠っています。
権力、芸術、信仰、そして個人の人生。
それらが複雑に絡み合いながら
この国のかたちを作ってきたのだと思いました。
モスクワ川沿いにそびえるロシア連邦内閣ビル
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修道院を後にし、私はモスクワ川沿いへ向かいました。
遠くからでもすぐに分かる白く巨大な建物
ロシア連邦内閣ビルです。
通称「ホワイトハウス」とも呼ばれ
ロシアの政治の中枢を担う場所として知られています。
直線的で重厚なデザインは
旧ソ連時代の建築様式を色濃く残しており
どこか無機質で威圧感すらあります。
この建物は1991年8月19日のクーデター未遂事件や
1993年10月3日モスクワ騒乱事件など
ロシア現代史の重要な舞台になりました。
その1993年10月エリツィン大統領がこの建物に戦車砲を
打ち込んでいた事実を思い浮かべ
「あのニュースの現場に来たんだな」と
以前観たニュース番組の映像を重ねあわせていました。
5日目を終えて
今日1日観てきたモスクワは
豪華な建築や有名な観光地だけではなく
日常の中にある不便さや時間のかかった出来事
静かに祈りが続けられる場所
そしてニュースにもなった政変の場所
「20世紀の歴史を見続けてきた」首都だけあって面白かったです。
6日目に続きます。
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