今、ニュースでイスラエルとイランが紛争状態になっていて
経済にも影響が出るのではないかと言われています。
多くの人にとって「怖いとこ」「行きにくいとこ」
というイメージがあるのではないでしょうか?
私はイスラエル、イランと2つの国に以前行きましたが
とてもいい国でした。
その2つの国の紛争が早く終わることを願ってやみません。
これは15年前イスラエルに行った私の旅行経験ですが興味を持っていただければ嬉しいです。
一人旅ではありますが滞在時間が限られていたため
事前にホテル予約やガイドの手配をしました。

ネゲブ砂漠への旅路

現地に着いたら遠い場所から観ていこうと思い
イスラエルのベングリオン空港に着き空港駅から
列車で「ベエル・シェバ」に向かい
「ベエル・シェバ」でツアーガイドと合流。
その後、ネケブ砂漠入り口の町「ミツペ・ラモーン」へ行き
予約してあるホテルにチェックイン。
その「ミツペ・ラモーン」からは
夕暮れ時には赤く染まる「ラモーン・クレーター」の岩山が幻想的で
星空観察も人気で人工の光がほとんどないこの地では
天の川を肉眼で見ることができます。
そして翌日ツアーガイドの車でネケブ砂漠、ラモーン・クレーター内の
絶景を見て回ることができ自然の大きさ悠久の時間が感じられます。
死海で浮かぶ不思議な体験

ネゲブ砂漠から死海までは車で約2〜3時間。
ネケブ砂漠を案内してもらったツアーガイドに死海で
予約したホテルまで送迎してもらいガイドとはここでお別れ。
死海は地球上で最も低い場所にあり塩分濃度が非常に高いため
人が浮かぶ不思議な感覚を味わえます。
私の他にも多くの観光客(ヨーロッパからの人)もきていました。
美容と健康に効く泥パック
その死海の泥にはミネラルが豊富で、美容効果が高いと評判。
海岸には無料の泥パック用エリアがあり
全身に塗って乾かすのが定番です。
死海の沿いの高級ホテルならスパリゾートもあり
ゆったりと体を癒すことができます。
死海のほとりにたたずむマサダ

イスラエルで死海といえばその近くに位置するマサダは
古代ユダヤ王国の要塞跡でありユネスコの世界遺産にも登録されています。
紀元1世紀、ローマ帝国に抵抗したユダヤ人たちが
最後に立てこもった場所として知られ
その悲劇的な歴史が語り継がれています。
断崖絶壁の上に築かれた要塞からは
死海や周囲の砂漠を一望でき圧巻の景色が広がります。
ケーブルカーでアクセスでき
歴史好きとって必見のスポットです。

古都エルサレムで時を越える

翌日死海を後にしバスでエルサレムに向かおうと
バスを待っていてもなかなか来ず、
困っていたとこにエルサレムから死海に観光客を乗せた
帰りのタクシーに拾ってもらいエルサレムへ。
そのエルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の
三大宗教の聖地として知られる歴史深い都市です。
旧市街には嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドームなど
宗教的に重要な場所が点在しています。
旧市街の入り口、ヤッフォ門をくぐれば石畳の路地が広がり
路地や市場の風景は古代と現代が融合した独特の魅力を放っています。
宗教的、文化的に多様な人々が共存するこの地は
世界中から巡礼者や観光客が絶えず訪れる特別な場所です。
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地として知られ
歴史と信仰の重みが街中に満ちています。
旅を終えて
エルサレムの宗教的深さ、ネゲブ砂漠の雄大な自然、死海の驚き。
それぞれ異なる魅力を持つこのコースは
イスラエルの多様な表情を体感できる絶好の旅路です。
鉄道や送迎、ツアーガイドを使えば
時間や興味に応じて柔軟な旅程を組むことができ
旅の満足度もより高まることでしょう。

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