大道芸ワールドカップ in 静岡の2日目。
昨日の雨が上がりいい天気に恵まれました。
会場の空気が1日目よりも熱を増し
朝から街角や駿府城公園が
期待や高揚が入り混じっているようにみえました。
今日気になったのは
ふんわりとした色彩の魔法を操るバルーンパフォーマー Ray さん
大須でも観てまた観たくなった to R mansionさん
そして切れ切れのタップダンサー クラウン ものまるさん。
ジャンルも雰囲気も全く異なる
三組のパフォーマンスを同じ日に観れるのは
まさにフェスティバルの醍醐味かと思います。
色彩の魔法に包まれる バルーンパフォーマー Ray さん
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朝いちばんに向かったのは
バルーンパフォーマー Ray さん のステージ。
バルーンアートといえば犬や剣などを素早く作って
子どもたちに配るイメージを持つ人も多いと思います。
しかしRayさんのバルーンは
まったく別の次元に存在します。
ステージに立った瞬間から
柔らかな雰囲気とセンスの良い空気が漂います。
彼女が風船を手に取ると
ただ膨らませてひねるのではなく
色と形が流れるように変化していく感じ
「一つの作品が完成するまでの流れが
美しいパフォーマンスそのものになっている」
といっていいかと。
風船が重なり、ひねられ
繋がり合い段々形になっていくと
観客から静かな「おぉ…」という声が漏れ
その場の空気が柔らかくなり
バルーンの色彩が景色に溶けていくような
不思議な感覚になりました。


そしてクライマックスは
その手さばきの速さと確かさはまさに職人。
表情は真剣でバルーンに魂を込めていく感じ。
その一つ一つの動作がパフォーマンスを
完成させる大事な要素になっていきます。
Rayさんは完成した「鳳凰」を頭上に掲げ観客に見せる。
その姿があまりに力強く、美しい。
バルーンという素材がこんなに
“芸術”として輝くのかと驚かされます。
物語があふれ出す舞台 to R mansion(トゥーアールマンション)


次に良かったのは大須にでも観た to R mansion。
笑い、驚きが混ざった独特の世界観。
そして静岡で再び出会えることを
楽しみにしていました。
ステージが始まると
独自の空気が一瞬で会場を包み込みます。
彼らの特徴は“全身で物語を創る力”。
たった数歩の移動、ほんの少しの表情。
それが積み重なって目の前に
ひとつの世界が完成する。


コミカルな動きに客席が大きく笑い
突然の転換で驚かさる
そんなto R mansion の魅力は
「観ている側がいつの間にか作品の中に入り込み感情を動かされる」
そんなパフォーマンスだと思います。
彼らは、ストリートという場所で“劇場”を作り出す。
観客との距離が近い大道芸だからこそ
彼らの表現の繊細さがより強く伝わってきます。
そして最後は江戸川じゅん兵さんの
「また会う日まで」の熱唱。
大きな拍手が爆発します。
切れ切れのタップダンサー クラウン ものまるさん
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最後はクラウン ものまるさん。
「クラウン」というと赤い鼻をつけた人
のイメージがありますが
彼は全くそのイメージはなく
イケメンでスタイリッシュ。
「女性に人気がありそう」と思わせる風貌で
ショーのラストを飾るタップダンスは圧巻!
でも特に印象的だったのは、
「言葉ではなく、行動だけで観客と心を通わせる瞬間」
クラウンだからこそできる
表現であり言葉がないからこそ
彼の表情や動きが暖かさを
観客に伝えているのではないかと感じました。
2日目を終えて感じたこと



2日目は、1日目とはまた違った
色彩と感情が広がった一日になりました。
- Ray さんの色鮮やかなバルーンが朝の静岡を華やかに彩り、
- to R mansion が街を劇場に変え、
- ものまるさんが温かい余韻を残す。
そんな事を思いながら今夜も居酒屋でくつろいでいました。
フェスはやっぱり楽しいです。
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